家紋、come-on
なんだかご機嫌なタイトルですが、別にフツーのテンションです。ほんとに。
私はWEBデザイナーとして生計を立ててますが、美術系の学校とは無縁でしたw
(転職前にデジハリは通ったけど)まさか自分がデザインで食っていくとは考えたこともなく、てっきりモノ書きか日本史の研究者になるんだとばかり勝手に思い込んでました。
ええ、単なる日本史オタクです
間違っても「レキジョ(歴女)」なんてライトな今ドキなアイデンティティじゃないです。
ただのオタクですw
デザイナー×日本史オタクという二重苦を背負っている私なので、和風デザインが大好き。
家紋なんてまさに私の二大好物の象徴で、見るのも読むのも作るのも大好きw
プライベートで実家と今の家紋についてちょっと調べてたら、実は実家の家紋を今まで勘違いしていたことが発覚。
私の実家は日本で5番目に多い名字で、一番メジャーなのがこちらだそうです。
まあそれでも我が家はこちらだそうです。
「抱き茗荷」というそうです。初めて知った! しかも食べ物モチーフw
しかし曼荼羅と関係のある、おめでたい紋だそうです。地味にトレースするのがめんどくさそうなデザインですねww
ちなみに今の嫁ぎ先の紋はこちら!
出た!「揚羽蝶」
茗荷より華やかですねwしかしこれもトレースしづらいなw
揚羽蝶の紋は「女紋」の最高格と言われているようです。
女紋というのはもともと源氏に滅ぼされた平家が、自分達の血脈を
表す家紋を女子に伝えたのが始まりらしい。一族の男子はことごとく処刑されたので、女子に伝えるしかなく、
源氏の世では平家の血を引く者だと大っぴらにはできないので、
家紋といっても、家を表すものではなく、母方のルーツを示す物
という位置付け。んで、女紋が伝わる地域は平家の勢力下であった神戸を中心とする
関西一円が多く、女紋の代表である揚羽蝶は、平家の家紋なんですよ。
しかし女紋にはもう一つ、母から娘に伝わる紋、という意味もあるそうです。
呉服屋や着物関係のサイトではこちらの意味あいのものが多い印象。
http://www.omiyakamon.co.jp/onna-mon/01.html
http://www.kimonoseikatsu.com/topics/index20061201.htm
色々な解釈がありますね。
はたして私が留袖をつくる場合はミョウガか蝶かどちらの紋でつくればいいのか・・・w