カイカブログ

フリーランスデザイナー カイカデザインのブログ
デザイン、html、wordpress等についてほとんど役に立たない単なる感想レベルのたわごとを綴っています

フリーランスと育児 – 幼活編 その2-

幼活編その1からの続きです。

単願か併願か、それが問題だ

幼稚園受験は11/1に一斉に試験が行われます。そして当日の昼前には合否が出るというスピーディーさ!! 午前中に向う3年間の運命が決まってしまうというね…。先生方、ちゃんと願書の内容読んでます??(この上なく無礼で失礼)

いや、区内の幼稚園一斉に試験ってことは一箇所しか受けられないよね? もし落ちたらどうなるん?? これかなり気になりました。なんせ受かる自信なんてなかったんで。。
どうやら併願する人はA幼稚園に早朝に出願して早い受験番号をゲット=>B幼稚園にダッシュ(別働隊=パパを派遣?)して出願、遅めの受験番号をゲット、という八面六臂の活躍で区内を飛び回るそうですよ。。うちも当初は併願でいくつもりだったので、そのために電動アシスト自転車購入しましたからね(笑)

が、しかし幼稚園受験体験者に話を聞くと、併願で合格したという話を聞いたことがない、と…! その意見を聞いて「八面六臂作戦めんどくさい(;´Д`)ノ」という負の感情がむくむくと(笑)。事実はわかりませんが、めんどくさくなったので(隠しようのない事実w)思い切って単願に絞ることにしました。

当日のタイムテーブル

うん、どこの子役だ( ´_ゝ`) 芦田愛菜ちゃんか

てか7時に幼稚園なんて、自分もだけどうちの子到着できる気がしないwwww 生まれてからこの人、6時起きとかしたことないんじゃなかろうか(親の責任)
面接の受け答え以上にまず出願に間に合うかという大前提以前の問題発生w 3日前から母娘揃って早寝早起きの練習をするという事態に(笑)

ここまで全く名前すら出てこない空気と化したダンナに当日起こしてもらう役割を与え、とりあえず願書を持っていくことはクリア。
周りを見渡すと子連れ出願(子連れ出勤の体)してるのって我が家だけじゃん…ΣΣ(゚д゚lll)
出願って主役(子供)不在でもOKなのか、すげー勉強になったわ。でもきっともう二度目はないから後学に活かせないねハハッ(ミッキーマウスか)。

受験番号は全体の4分の1以内の若い番号でした。思ったよりチャリを速くこいだようで7時ちょい前に到着したので「あらー、ちょっと気合いれ過ぎちゃったかな、恥ずかしー(´∀艸)♡」とか思ったら既に30人以上の列が出来ていた…え、ちょっとみなさん、ちゃんと寝てます???ΣΣ(゚д゚lll)

試験まで1時間半ほど空いているので一度自宅に戻ることに。そろそろチャリのこぎ疲れが出てきてお尻が痛い。子供がダレてしまわないかが心配。

面接本番

30分ほど自宅で休憩して、今度こそ試験に向けて出発。
試験は「子供面接」と「親子面接」の二本立て。
「子供面接」は子供だけ別室に拉致られて何か観察されるらしいけど内容については非公開とのことなので、本人に直後に何をしたのか聞いてみた。「他のお友達とアン●ン●ンのおもちゃで遊んだ」とのこと。数人の子供たちの関わり合いの様子を見る試験なのかな? 親から引き離されて泣き叫ぶ子もいたけれど、それ自体は特にマイナスになることはないとの噂。

子供面接が終わったらお次は「親子面接」。受験者が多いからか面接は2問のみとのこと。事前情報によると「志望動機」と「将来子供が成長した時に必要だと思うもの」とのことだったのでその2点を淀みなく答えられるように一夜漬けで暗記してきたもんね(別に偉くないwww)。
それから超重要なのが、面接時に子供が不測の行動を取った時の親の反応を見られるとのこと…! まず怒鳴りつけたら一発退場よね(笑)。この情報を聞いてから二週間くらい前から極力子供を怒鳴りつけないよう自分のメンタルケアを行なってきましたよ(笑)。

そして我々の番がやってきました。
落ち着いた女性の先生ひとりとの面接でした。まずは子供に名前を聞く先生。保育園でも家でも名前のインタビューは練習していたのでかつて聞いたことないくらい明瞭に名前を答える我が子。おお、この子もしかして本番に強い?(親バカ)
そして順調に今度は年齢を聞かれる。ここも想定通り。さあ答えるんだ「2歳9ヶ月です」と…! すると宇野昌磨くんみたいなしゃくれアゴになって無言になる我が子…お、おいいいいいイィxいいぃx!!!!

ド━゚(∀)゚━ン

肩を揺さぶりたいのをグッとこらえて「んんー? いくつだっけ? 1歳? 2歳? 3歳?」と張り付いた笑みを浮かべて必死にブリッこ仕草で答えを誘導しようとする私。ぶりっ子しないと怒鳴りつけそうだったんだ…。。。
そんな母の緊急事態にも動じず宇野昌磨アゴを解除しない娘。とりあえず何か喋れ。すると先生は慣れたもので「今は答えたくない気分なのかな? また後で聞くね」とスルー。このまま質問自体スルーしてもらって構いませんけど。。。ダメすか?

質問はこちらに切り替わり、志望動機を聞かれる。淀みなく答えた。さあこい、次の質問「将来必要なものは何ですか?」

「最近のお子さんのエピソードを教えてください」

( ゚Д゚)y \_ ポロッ

えーと、ごめん、言っている意味がよくわからないやwww
てか、将来必要なものは?じゃないの??
まさかの不意打ちに何も思い浮かばず、日頃あんだけ保育園の連絡帳にネタを必死に書いているというのに全く思い出せず、オチもない毒にも薬にもならんネタを語ってしまいました。。。ごめん、おもろくないよね?

まさかの2問目はおまけではなく質問だったようで、先生の質問が再度娘に。。「いくつですか?」

娘、椅子から滑り落ちるようにずり落ち、あろうことかスカートをペローンとめくってオムツ丸見え

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

あ、うん、ここの幼稚園「入園までにオムツが外れているといいですね」とサイトに書いてるんだよね。

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

怒鳴りつける気力もないわ。猫なで声で「すみません。。」と先生に笑顔で謝って面接終了。あ、落ちた気がする。。

これ以上ボロを出して傷口を広げる前に退散するに限る。
サカサカ駐輪場を逃げるように歩いている時に娘がドラえもんのしずかちゃんのパンツ丸出しのごとくオムツ丸出しで派手に転び膝を擦りむく。。
これ以上この園で今日履いているオムツの柄を周知しないでくれ。。
擦り傷が痛くて泣き続ける娘をなだめながらチャリに乗せて退散。しかしよほど痛かったのかなかなか泣き止まないので途中チャリを道端に止めて様子を見ようとしたら、自分のヒール靴の裏ラバーが丸ごと剥がれ落ちてた…ええい、この安靴!!!(自分へブーメラン)

なんか、流石にここまで続くと不吉な予感しかしないよね。。
ものすごく合格発表見に行くときの道のりが長く感じたよ。自分の合格発表なんかよりよっぽど緊張したよ。。

まさかの合格、その理由について考える

これだけ色々やらかしてまさか受かるとは、というのが率直な感想でした。倍率はおそらく2倍はあったんじゃないかな。

合格できたのはやはり子供面接で娘が頑張っていい感じのテンションでいてくれたのが大きいのかな(笑)。
あとおそらく園はモンペを弾きたかったんだと思います。
入園説明会で「園の方針に賛同する家庭に入園してほしい」を3回以上言ってたし、資料にも3回くらい書いてあった(笑)。そして面接の最後にも「合格したらこちらの方針に賛同してもらえますか?」と念押しされたし(これ否定したら一発レッドなんだろな)。

なので、クレーマーっぽく見られないようとにかく穏やかな母親を演じました(「演じた」ってwww)。志望動機なんかは願書見ればわかるしね。おそらく園の方針に理解のある親、そして常識の範囲内で元気な子供、これが合格ラインだったんじゃないかな。

他の園も見学したけど大人しくてお利口さんな子が多くてうちの子は若干浮いてた(笑)ことに気づいて、偶然だけどやはりこの園の雰囲気が合ってたんだと思う。
幼稚園は私立が多いから(特にここは人気園だし)「うちの方針に賛同できない人は来なくていいです」のスタンスなんだよね。幼稚園受験で重要なのは子供の利発さよりも「園に文句を言わない家庭」であることを伝えることではないか、と感じました。。文字にまとめるとミもフタもないけど。

この記事で伝えたいのは、フリーランスで保活に苦戦している親御さんに幼稚園という選択肢もあるよ、ということでした。
住んでいる地域によって全く事情が異なるので、我が家のようなケースはどちらかというと稀かもしれないけど、こういう選択肢もあるんだ、と参考になれば幸いです。

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