江戸東京博物館「大浮世絵展」
川瀬巴水展の二週間後くらいに江戸東京博物館で開催されていた「大浮世絵」展へ行ってきました。
覚悟はしてましたが・・・まぁ混んでました(^^;)
私が行った時は第二期だったようで、安藤広重の「東海道五十三次」が主に展示されていました。
いくつかの美術展で何度か「東海道五十三次」は見てきたので、いくつか見覚えのあるものもありましたがやはりまとめて見る機会はそうそうないので、目の保養(?)になりました。
時系列で時代別に展示されているのですが、最後のコーナーが明治以降の浮世絵でした。
なんと・・・最後の方に川瀬巴水の作品が!
川瀬巴水は「大正の広重」との呼び声もあったのです。
巴水の作品も都内の風景ものが多く、広重の作品と同じ場所を扱ったものもいくつかあるくらい。
左上が広重、右下が巴水。どちらも場所は亀戸天神で時期は藤の時期。
太鼓橋としだれ藤の構図が一緒ですね。
色合いに両者の生きた時代を感じます。見比べてみるととても面白いです^^